
インプレッサ GRF WRX CFRPフロントスポイラークリアー塗装のご依頼、ディスク研磨、タイヤローテーションのご依頼になります。
オーナー様新品の社外商品フロントスポイラーをご購入されましてクリアー塗装済みの仕上げということでしたが、クリアー塗装のクオリティーをもう少し追及したいということで、クリアー塗装のご依頼を頂きました。
スポイラー表面を平滑に削ります。
荒れた塗装肌を削り平滑にします。
クリアー塗装前の状態
塗装完了。
塗装後の動画です。製品上の巣穴が多く綺麗な塗装肌で仕上げても各所クレーターのような状態が数十カ所ありました・・・。末端部は亀裂なようなものがありました。メーカーさんも製品のクオリティーは、ばらつきがありますので、スポイラー塗るとお幾らですか?と良くお問い合わせありますが、逆にどこまで、のクオリティーで仕上げたいのですかとお聞きして、作業を進めないと、手間だけかかってしまうということになってしまいます。塗装完了後で、新品部品でも、不具合が発見されることもよくあります。製品にクラックなどがありますとはじめは、目立たない物でも、塗装後にクラックが肉眼でよく見えてしまうこともあります。高品質に仕上げる為には、いくつかの工程が付随する為、オーナー様とご相談しながら作業が行われます。
CFRPスポイラー塗装は、非常に奥の深い作業が伴うわけです。
各部巣穴部クリアータッチアップ後、平滑削り磨き数十カ所。気の遠くなるほどの時間を費やしました。
亀裂がたくさんありましたところも、平滑処理。時間がかなり流れます・・・・・。
塗装を丁寧に仕上げるのには、根気のいる作業工程が伴うわけです。
クリアータッチアップ乾燥後平滑して研磨さらに透かして見て歪抜きなどの工程を経ても、しっかり乾燥後、目立ってしまうこともあります。
今回は、あまり追及しすぎても、リップスポイラー下すりしちゃうかもしれないのでということで、(オーナー様談)
クリアー塗装1層、巣穴部クリアータッチアップ平滑研磨で仕上げました。もう一度クリアー塗装をしましたら最高の出来映えが出来たかと思います。多分塗装肌を見れる方でないと違いが分かりませんが・・・・。
CFRPスポイラーの塗装は、奥が深いというのをこのブログを通して認識頂けたら幸いでございます。
美しい・・・・。
取付はオーナー様がDIYで取付されるとのことです。キズの付きにくい梱包紙で、梱包してご納品
次に制動力重視のパットに交換したらジャダーが起きてしまうとのことで、オーナー様社外メーカーさんとご相談の末、ローター研磨することにいたしました。今回は、作業のみ。
ローター外し。ローターかっついておりまして10mmボルト2箇所をねじ込みながら外しましたが、ワコーズさんのラスペネ塗布放置後で難とか外れました。
裏側のローターの状態
ひっかいた状態が無数にありました。
ローター研磨後。詳細はローターのディスク面の一番低いところに合わせて削り、0.2ミリ研磨2セットとのことです。研磨で表裏面で約1.6mm削ったかなーと言っておりました。担当者談。
素晴らしい仕上がり
削る前に耐熱塗料塗装も可能でございます。
キャリパーボルト、規定トルクで締め付け。ブレンボタイプは155N・m
パッド軽く研磨。
所要部にワコーズディスクパッドグリス各所塗布取付
タイヤローテーションして組み付け。試運転。完成。
ローターとブレーキパットの特性、相性、性能、成分、各メーカーさんの製品比較などを考えると夜も寝られないくらい奥が深いのは言うまでもない・・・・。今回は作業のみということで・・・・・。
ご依頼誠にありがとうございました。
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